自分の中で色々と片付いて心の整理ができたから、やっと記事にできる
地獄編スタートですな
道は空いてるし順調ですヽ(*´∀`)
あー、ごめん、ウソついてたわ
閻魔様には会ってなかったわ(・ω・)
3S(三途の川、死んだじいちゃん、走馬灯)は見えかけたけど
お昼食べてなかったから、砂川で食事にしましょう
サルベージ編でお話しますが、旭川で現地の人とお話した祭、砂川で子熊が迷子になってて何日も動かずに衰弱し始めたから、旭山動物園が引き取って飼育してるんだよ、って
砂ちゃんって名前らしい♪( ´▽`)
と、札幌ラーメン食べたいよな!!
この時は、なんちゅう雪深い場所だって思ったもんです
ハッカの緑色が映える北見行きのバス
まだまだ序の口でしたな
で、
札幌ラーメン!!
むしゃむしゃ食べて
ん?
ってなったんですよ
この味、近所の札幌ラーメンの味だ!!って(^◇^;)
マジかよ、近所の札幌ラーメンって、本場の味だったのか!と家族で驚愕し
ちなみにこのラーメンに命を救われました
この後、地獄に突入するんですが、この時食べたラーメンのカロリーが、極寒の地獄でパニックを起こさなかった秘訣だったな、と
お腹が満たされていたことが、一つ救いだったんですね
あと、メンバー全員がマイナス20℃に対応した装備を整えていたこと
これが大きかった
車移動だし軽装でいっか、ってなってたらマイナス20℃で良くて凍傷、運が悪ければ閻魔様と会ってしまうとこでした。
今のご時世あんまりよろしくないですが、地獄にからむソ連ジョークを
ベリア(スターリンの死刑執行人と言われた、粛清の実行者)が死んで地獄に落ちた。
地獄では色々な地獄があり、その中から気に入った地獄を自分で選ぶというシステムとのことであった。
火で炙られる地獄、茹でられる地獄など極限の苦痛を与えられており、さすがのベリアも恐怖を覚えた
と、気づくとスターリンがお風呂で若い女性に身体を洗われていた
ベリアが門番に、ここがいい!この地獄にしてくれ!と願い出た
門番は言った。そうか、分かった。そこの若い女!出ろ!交代だ!!と(^◇^;)
お風呂の地獄、スターリンの身体を洗うという地獄だったようで(⌒-⌒; )
ソ連時代の記録を読むと、スターリンというだけでこれは相当の苦痛だった事だろう、と
と走ってると
雪山かな?ってレベル
と、北見に向かってる最中に丸瀬布でエンストし
ありゃ?と車を停めてキーをひねるもエンジンは始動せず。
で、車外にやたらとガソリンのにおいがしてまして
あー、死んだな、と
フレア焚いて(今思えば、ガソリンに引火する危険性があった、マジで危ない行為!)、後続車に緊急事停車中であることを伝え
この時夕方6時前
警察に電話して、お巡りさんがきてくれました。
で、道路公団の方に引き継がれてお巡りさんは去っていきました
日産カードに付帯するロードサービスに連絡しても、日付が変わるくらいの対応になる、と
こりゃいけませんと、自動車保険に付帯するロードサービスに連絡したんですよ。
そったら確認するから後で折り返す、とのこと
ちょっと経って保険屋から連絡来まして、レッカー屋さんから、キャンピングカーが丸瀬布で立ち往生してるって連絡来てるけど同じ車じゃない?って(⌒-⌒; )
はい、日産カードも保険屋さんも同じロードサービスに連絡したようで。
しゃーないJAF呼ぶか、ってJAFをググって電話したんですよ。
びっくりした、繋がったのJAFじゃ無かったわ
グーグルでJAFって検索してJAFよりも先に検索結果が出る、スポンサー枠だったようで
なーんか話が合わないな、そちらってJAF?って聞いたら、違います!!って
じゃあいいわって電話を切ろうとしたら、お役に立てるかもしれません!と
どこの悪徳かも分からん会社にレッカー頼めるかよ!!と電話を切りました
で、JAFに電話して、すぐに救助できますけど、どこに運びますか?って(⌒-⌒; )
えっ?
てかここどこ?
丸瀬布って生まれて初めて聞いた場所なんですけど
しかも元旦でどこもお正月休みに入ってて、レッカーしても運ぶ先がないという
仕方ない、旅費から宿泊費、レッカー代、修理後の車の搬送費用まで費用を補償してもらえる日産カードのロードサービスを依頼しました。
日産カードに依頼して申し訳なかったかって?
全然っ!
払わせて当然!くらい思ってましたよ、割とマジで
なんせ日産カード、前回の事故でやらかしてますから
広島の事故の後、日産カードにクレームの電話入れてますからね、自分
そったら、Okaさんがご自身で日産カードのロードサービスを使わないと判断されてますよって
話が合わないから、音声記録残ってるんでしょ?確認してみて!って
すいません、日産カードの窓口が、サービス拒否とも受け取れる返答をしていたようで、ゴニョゴニョって
と、いつになるかは分からないですが、レッカーは手配できました。で、レッカー基地にとりあえずダットを運ぶ手筈も整えました
しかし、車がレッカーされたとて、人はどうすればいいんだ?
と頭の中がぐるぐるして
丸瀬布でホテルは・・・
無いな
最終列車には間に合いそうだ
で、丸瀬布からどこに行けばいいんだ?
当初の予定通り北見?
いや、札幌か!?
と
外に出たんですよ
これは寒いな、って外はマイナス20℃だったようです
ただとっても星空は綺麗でした。
ああ、なんて美しい星空なんだ、と感動すら覚えて、少し夜空を見上げてたら
たら
えっ?
星が一列になって東に飛んで行くんですよ
雰囲気としては人工衛星なんですが、
何個も連なって飛ぶか!?
ああ、ついに変な物まで見えちまったなあって、冷静になってました(・ω・)
家族に言っても信じてもらえなさそうだし、なんなら自分しか見えない物かもしれないから黙ってました
こんな感じでした
でね、さすがに変だろ!って家に帰って調べたら、スターリンク衛星みたいですね
スターリンク用の衛星って一度に何個も打ち上げるようで、軌道に載るまでは人工衛星が連なって見えるようなんですね。
スターリンクトレインっていうようです。
はぇー、あれがそうだったのかあって家族に伝えたら、その時に言えよっ!って(⌒-⌒; )
で、FFヒーターも使えない車内は凍り始めたので家族は道路公団の車に避難させていただいてたんですが、出した結論は、
家族を丸瀬布から北見まで鉄道で逃す。
で、北見でホテルに入り、翌日北海道から脱出しようと
タクシーなんか来る場所でもなく、道路公団の方に、丸瀬布の駅まで送ってほしいと懇願し、家族を移動させました
家族と離れる時、パパも一緒に行こう!と言われましたが、パパはダットを置いて逃げることはできないから、全て片付けたら北見で会おう!と別れました。
最悪、丸瀬布の駅でごろ寝して、朝方、北見に行こうとも考えてました。
家族を現場で見送った後、寂しさと、ホッとした安心感が
家族から写真が送られてきまして
ちなみに自分が再訪した時は吹雪いてましたよ(≧∀≦)あはははな
家族が苦しんだ場所を自分も独りで訪問することで、恐怖、痛みを乗り越えてきました
サルベージ編画像を少しだけ
と、夜中にレッカー屋さんに救難に入っていただけ
ダットを固定してる最中ですね
この時レッカー屋さんは前の現場で凍てつく川に入ってレッカーをされていたようで、ズボンが凍っていたとの事でした
この写真を撮ったくらいで家族は無事に北見駅に入ったようです
自分は日付が変わる頃に北見入りしました
レッカー屋さん、次の現場があったようなのですが、しゃーない北見まで運ぶよ、と(つД`)ノ
いや、次の現場終わるまで自分まってます!って言ったら、2時くらいから現場だから、って
結局、北見のレッカー屋さんまでって約束が、駅まで送っていただけ
北海道の方々の優しさに泣いた
極寒の地で、人の暖かさに触れた瞬間でしたよ
てかダットサン でトラブル、多すぎ
あと、キャンピングカー 事故っていうカテゴリーをこんなに使うことになるとはな