okatruckの日記

オカヤドカリとダットサン のキャンピングカーのブログです

ダットサン でわきゃ山へ 〜全任務の達成を確認。帰ろう〜

よし!

わきゃ山の海中も制覇した!

okatruck.hatenablog.com

台風で波がすごい事になりつつあるから、帰ろう!!

 

と、

この橋

なーんか興味あるんだよなあ、行かないと後悔しそう(@_@)

行く、か

 

ほうほう、この道か

島?

に入りますよ

 

で、着いた場所は

そうか、ここだったのか

エルトゥールル号の借りを返しただけです』

ここがオスマン帝国の戦艦エルトゥールル号が沈んでしまった場所だったのですね

話は明治時代にまで遡ります

オスマン帝国使節団が戦艦エルトゥールル号に乗艦し来日します。

無事に明治天皇との接見を果たして、さあ国に帰ろうと

台風が来ている中、艦の老朽化もあり、日本側は出航の延期を打診。ただオスマン帝国海軍は諸事情もあり、出航します。

ここ和歌山で台風に巻き込まれて、大勢のオスマン帝国海軍の船乗りが命を落としました。

その時、この島の島民や日本国政府は献身的に被害者の救助、介護を行い、のちにオスマン帝国へ生存者を無事に送り届けました。

それから100年近くたった1895年、イラン・イラク戦争が没発。

イラクは、イラン上空の航空機を全て墜とすと警告

日本人がイランに取り残されました。

PKOにすら機関銃を1個持っていくか2個持っていくかで揉めるような日本、邦人救助のために自衛隊機を飛ばすことはできず、民間機も安全性を理由にチャーターを拒否するという、戦火に日本人が取り残されるという悲劇が(最近も同じような話、聞きましたね)

その時、トルコから航空機が派遣され、日本人を救出しました。この時、陸路でトルコに帰ることができる自国民よりも日本人が優先されたのでした。

なぜ?という問いかけに、エルトゥールル号の借りを返しただけです、と

泣ける

国のために散っていった方々へっ!

そして、遭難した乗組員が目指したという

樫野埼灯台

ちなみにmotherlandは母国

fatherland は祖国

と訳します。

スメタナで有名なMy fatherlandは我が祖国ですね。

祖国と母国の違い、分かります?

母国は、今現在もある自分の国

祖国は、今は亡き自分の国です。

日本のような世界一長い歴史を持つ国では想像もできないですが、自分の国が亡くなるというイベントは割とよくあるイベントであったりします。

国破れて山河あり

ではないですが

アメリカ人が羨ましくて仕方ないイギリスの歴史とか、1000年くらいですな。

 

と、非常に暑い日で、そろそろ体力も限界を迎えつつあるのでした

台風もいよいよ近づき、波が大変なことに

太平洋の荒波ががが
那智の花火大会、延期になってましたよ(^◇^;)

こりゃやばい(・・;)

暑さで家族は不機嫌、と不穏な空気が

よし!撤収!!

ヤヴァイヤヴァイ!!

んだ、これ、ハワイかよ´д` ;

あっ!虹!!

緊急避難!

途中にあった道の駅に

うひょおぉぉ!亀さん(*´꒳`*)

そうか、舐めきってるか(・ω・)


でね、これだけ何日も潮風浴びて、さすがにダットには相当なダメージを喰らったわけですよ。早めに洗車しないと錆びちゃうって

こりゃ帰ったら洗車だなあ、って帰り道に言ってたら

ほげええぇぇぇ(゚ω゚)

道路は冠水し、目の前は見えず、バクベッドからは滝のように水がっ!!

台風で非常に大気が不安定になり、めちゃくちゃ雨降ってました。

何が怖いって、酔っ払ったお兄ちゃんが笑いながら国道を上半身裸で雨に打たれながら走ってたことな、それな

嗚呼、青春か

 

でね、もうすぐ家だぞーってとこで娘が

なあ、海水浴してないじゃん?わきゃ山でやるって言ってた海水浴、してないよな?って

一瞬フリーズし、ああ、明日福井に泳ぎに行くか、って(・ω・)

妻が、ええ´д` ;

ってなってましたが、気にしない( ´∀`)