と、無事に網走監獄に入りました
いや、ここはあまりに辛い場所で
人権意識が低く、命がもっと今より軽かった時代
真冬の網走監獄は寝て起きたら
囚人が凍りついてお亡くなりになっていることもあったようです。
布団もご遺体も凍りついて布団を外すことすらできなかったんだとか
旧軍に多大な被害をもたらした八甲田山の雪中行軍
発見された兵士のご遺体は凍りついており、鉄の板にご遺体を載せ直火で鉄板を温めることでご遺体の氷を溶かして新しい軍服に替えたんだとか
実際に、網走監獄を訪れたこの日
午後2時という1日でいちばん暖かい時間帯で
マイナス5℃!!
あと酷いことをするなあ、と思ったのが
日光の入らない真っ暗な部屋
いや、違う
にしても
にしても、
光が当たらない場所に投獄されるのは精神的な死を意味します
俺は夜型人間だぜ?ってのは関係なく、
真っ暗な閉鎖空間での長期間に及ぶ監禁は精神に変調をきたします
何も見えないっていう環境は人間を壊しちゃうんですよ
真っ暗闇では自分の手すら見えないですからね
と、この辺りで自分も辛くなり
ここで中を覗いた刑務官が、箸でグサリとされる事件も多かったようです
実際に刑務所を見学したプレスの人間が、禁止事項であった一般エリアに入って視察孔を興味本位で開けたようです
中の囚人がペッとspitしたんだとか
驚いたプレス、いったん蓋を閉めて抗議のために蓋を開けると、囚人も相手が違うとわかったようで、申し訳ないとジェスチャーがあったんだとか
この人、刑務所を4回脱獄してるんですよ
死刑判決を受けるもなんとか生き延び
戦後、府中刑務所に護送されます
この時の所長のエピソードがすごいんですよ
あまりに色々な刑務所を脱獄されるので
府中刑務所の当時の所長さん
白鳥氏の扉はもう鍵をしなくてよろしい
と指示を出します
脱獄のプロ
どうなったと思います?
模範囚として刑期を務めます
ご本人曰く、鍵が空いているとバカらしくなった、脱獄する気が失せた
と(^◇^;)
おっ!ライフル(゚∀゚)
って、これ本物っぽい・・・
やっぱり
本物だ
銃口を埋めることで一般所持が認められるんですね
無可動銃って類ですな
裁判所もあります(●´ω`●)
おっ!やってるやってる
この女が犯人やな!
悪そうな雰囲気や(*´꒳`*)
そうよ!夫が憎かったのよ!
とか言ってるんやろなあ(*´∀`)♪
で、こっちが弁護士さんかな
熱が入ってますなあ
彼女も反省していますので、じょーじょーしゃくりょーを
とか言ってるんやろなあ(*´∀`)♪
って、全然違ってた(・ω・)
証人に検察やった
すごい見応えの博物館ですので、一度はご訪問を!
冬に来るのは覚悟がいりますが(●´ω`●)
冬の北海道で強く思ったのは、空気が乾燥しているなあと
空気中に含まれる水分量は温度に依存しますが、氷点下にもなると、まあ空気が含める水分(=飽和水蒸気量)もかなり少なくなってきます。
ちなみに水はものすっごく不思議な物質でありまして、一般的な温度、気圧で物質の三態(個体、液体、気体)が共存できる物質なんですよ(な、なんだってー!?
0度で水は氷になり始める温度なんですが、これって水が凍る温度じゃないんですね。
なので0度の時、水蒸気、水、氷が共存してます
あとね、水って100℃で沸騰、っていうか普通の温度で液体になってることが、もうおかしいんですよ
普通の環境で液体で存在するには分子量(18)が小さすぎる!
だって、酸素ガス(分子量32、沸点マイナス183℃)とか窒素ガス(分子量28、沸点マイナス196℃!)よりも分子量が小さいのに(^◇^;)
これはね水素結合が関係してるんですが、興味があれば化学の本でも読んでね(*´∀`)♪
蒸留酒でもおなじみの蒸留、これを行う人は、分子量(でかいと蒸発しにくい)とか極性(水に溶けるかどうか、極性がでかい方が蒸発しにくい、みたいな)を気にしながら蒸留条件を設定していくんですね
と話がそれた
よし!
息子のお土産にしよう!!
網走監獄の囚人さんのように逞しくなるんやで(●´ω`●)←狂った世界
網走監獄を後にして
網走で流氷見るんだー(*´꒳`*)
って網走駅方面向かってる時
ガチの網走刑務所が(゚o゚;;
と、網走の道の駅
すごい人!人!!人!!!
人混みが嫌いな自分、さっさと道の駅を出発しました。
この後札幌に行くのに、帯広経由か旭川経由か決めてなかったんですが、
流氷見ないと心残りになる!と考え、網走から北上して遠軽経由で旭川に行くことに!
うん、控えめに言って大変でした
でもさ
アドベンチャーじゃん!?
もう人生でそんな無いと思うねん、厳冬期の道東を突っ走るの!!
さあ行こう、ダット!!